聞き手を明確に意識することは、社内プレゼンの前提条件です。
●聞き手を念頭に置かずにプレゼンテーションの設計をすることは、「関係各位」に宛ててラブレターを書くことに等しい。by ケン・ハーマー(AT&T)
●肝心なことはあなたが言う内容ではない。聞き手が受け取る内容である。by レッド・アウアーバック(ボストン・セルティックス)
上記の名言は、プレゼンの主体が聞き手にあることを表しています。社内プレゼンでは多くの場合、聞き手は上司や経営層などの決裁者です。そして決裁者は年中ずっと忙しく、多くの場合は下記のような前提があるのです。
✓ 時間が限られている→可能な限り短く済ませてほしい
✓ たくさんの意思決定をしている→全ての業務の詳細を覚えていられない
✓ 担当者である自分と同じくらい知識を持ってはいない→必要情報を吟味して伝えてほしい