規格要求事項は、どのように顧客満足に繋がっていくのでしょうか。PDCAサイクルに絡めて確認していきます。まずは大前提、顧客要求事項をインプット情報として把握します。そして、4項が示す“組織及びその状況”、“密接に関連する利害関係者のニーズ及び期待”も把握します。把握したこれらの情報を、6項“計画”に落とし込みます。計画を立てることができたら、次は要求事項の7項 “支援”と、8項“運用”のステップです。支援と運用の実施結果に関しては、要求事項の9項“パフォーマンス評価”の内容に基づき評価を行います。その評価を踏まえて、10項の要求事項である“改善”を進めていきます。
このようにPDCAサイクルを回していくことで、継続的な改善が実現します。