なぜなぜ分析には、3つの重要なポイントがあります。
①最初のスタートで転んでいないか確認する
②しつこいくらいに「なぜ1」を確認する
③真因の文章を確認する
特に②の「なぜ1」をしつこく確認するというのは非常に重要なポイントです。「なぜ1」の設定の仕方を間違えると、ほとんどの場合なぜ2以降に意味がなくなってしまうからです。
では、なぜ1で踏み外さないためにはどうしたらよいのでしょうか?本質は「ロジカルシンキングの考え方の一つであるMECE(ミーシー)を鍛える」ことに尽きますが、いきなり実践することは容易ではありません。そのようなときに、実は必ずMECEになる考え方のテクニックが存在します。講義では初心者でも取り組みやすい「A or NOT」や「プロセスで層別」などのテクニックを活用しながら、なぜなぜ分析を行っていきます。