小児では、それぞれの換気量に合わせて、適切に酸素投与を行う必要があります。患児の体重により1回換気量は変わり、換気量が違うと同じ酸素流量でも吸入酸素濃度が変化します。小児の場合、成人での常識がそのまま当てはまらないケースもあり、正しい知識と理解が大切です。 〈CONTENTS〉 ・低流量システムとは? ・低流量システムの酸素濃度の計算方法 ・高流量システムとは? ・高流量システムのデバイスと設定方法 ・小児酸素療法のポイント